【後期高齢者の視点】新政党「チームみらい」に期待する理由―AI活用とベーシックインカムへの言及

Onologue2050

日本の政治に長年、不満を抱いてきた後期高齢者の私が、久しぶりに期待を寄せた新政党「チームみらい」について、検討・考察した記事を公開しました。
先の参院選で1議席を獲得し、注目を集めるこの「テック政党」が、なぜ日本の未来を変える可能性を秘めているのか。その理念、政策、そしてマニフェストに込められた真意を、私の独自の視点から述べています。

AIを活用した「デジタル民主主義」への挑戦

「チームみらい」が最も革新的なのは、AIを駆使した政治のあり方です。
台湾のオードリー・タン氏が提唱する「ブロードリスニング」という手法を採用し、AIで国民の意見を幅広く収集・分析。それを政策に反映させるという、従来の政治では考えられなかった「参加型民主主義」を掲げています。

都知事選で構築した、誰でも公約を修正できるシステムや、誹謗中傷をAIでフィルタリングする仕組みは、健全な言論空間の創出を目指す彼らの姿勢を象徴しています。
また、国政政党となった今、国民が政策や法案を提案できるオンラインプラットフォームの構築を目指すという目標は、政治を市民の手に取り戻す、まさに「デジタル民主主義」への挑戦と言えるでしょう。

近未来を見据えたマニフェストとベーシックインカムへの言及

「チームみらい」のマニフェストは、単なる公約の羅列ではありません。
「デジタル時代の当たり前」「しなやかな仕組みづくり」「長期の成長への大胆な投資」という3つのステップで構成され、近未来の日本社会を見据えた戦略的なビジョンが描かれています。

特に注目すべきは、AIの加速度的な発達によって労働環境が激変するAGI(汎用人工知能)時代を想定し、ユニバーサル・ベーシックインカムの検討に言及している点です。
ポジティブ、ネガティブ双方のシナリオにおいて、広範なセーフティネットとしてのベーシックインカムの必要性とその可能性を述べる彼らの考え方は、長年日本独自のベーシックインカム、ベーシックペンションを主張し、今年からは「シンMMT2050」を提案してきた私の視点と重なる部分が多く、非常に関心を持っています。

オープンな政党運営と「推し」の理由

「チームみらい」が、既存の政党と一線を画すもう一つの理由は、そのオープンな運営です。国民との対話を通じて公約を更新し続ける「いどばたシステム」や、専門家向けに政策をオープンソース化するGitHubの活用は、透明性と協働を重視する彼らの姿勢を強く示しています。

後期高齢者となった私が、なぜこの若い世代の政党に期待するのか。
それは、閉塞した現状を打破し、希望に満ちた社会に変えようという彼らの情熱と、それを実現するための具体的なテクノロジーを提示しているからです。
その視点と論点は、25年後の2050年の望ましい日本社会の創造を提案する私と軌を一にしている点が多々あるからです。

この記事では、彼らのマニフェストを詳細に分析するとともに、今後の活動への期待を込めた、熱のこもったレポートをお届けします。

⇒ 参院選で議席獲得のテック政党「チームみらい」に注目!AI活用で政治を変える新党の理念と政策 – ONOLOGUE2050

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